ギリシャからトルコへ移動する方法は飛行機・船・電車・バスなど色々あるが、
僕らは陸路を電車で移動することにした。
まずは首都アテネに次ぐギリシャ第二の都市テッサロニキへ北上。
そこから寝台列車に乗ってトルコ・イスタンブールを目指すという、
距離にして1000km以上のかなり長い道のりだ。
寝台列車はフェリー以上にワクワクした。
まるで修学旅行だ。
国境も電車で越える。
テッサロニキを夕方に出て、イスタンブールに着いたのは翌朝。
ホテルからは世界一美しいと言われる「ブルーモスク」が一望出来た。 ここがヨーロッパとアジアの交差点・イスタンブール。 旧市街は「イスタンブール歴史地区」として世界遺産にも登録されている。
そこにはおとぎ話で出てくるような見たことのない景色が広がっていた。
トルコはイスラム教なので、女性は布で肌を覆う。
また一日に5回礼拝があり、その時間は皆一斉に礼拝をする。
なんとも異様な光景だ。
この街で特に面白かったのはグランドバザールと呼ばれるマーケットだ。 ここには観光客はもちろん、地元の人や行商人も集まる。 特に色鮮やかな装飾の雑貨は一日見ているだけでも本当に飽きない。
日本でも有名なものと言えばトルコ石(ターコイズ) 確かかなり安かったはずなので、次は仕事として仕入れに行きたい。
トルコ人がとても親日(日本人に親しい)なのも嬉しかった。
トルコと言えば日本ではあまり知られていない「トルコ料理」 実はフランス、中国と並ぶ世界三大料理と呼ばれるほど美味しい。
僕の場合はB級グルメ(ファストフード)が好きなので、ロンドンでも本当によくケバブを好んで食べていた。
衝撃的だったのがこのサバサンド。パンにサバ?信じられない…
相性抜群なあの絶妙な味は今でも忘れられない。
(HIPPIESでもサバサンドならぬサババーガーで再現しています)
そしてヨーロッパとアジアの文化が入り混じっているだけあって、ヨーロッパではまず食べない米が普通にあったのが嬉しかった。
(ロンドンには家庭に炊飯器すらありません)
あとは水タバコなんかも有名だ。
そんな感じでとにかく魅力的で面白い街イスタンブール。 色んな国に行って分かったことは、いいなと思う町は景色も食べ物も人も全てがいい。 衣食住(ライフスタイル)のバランスは世界中どこに行っても大事なんだ。
次はカッパドキアにも行ってみたいな。
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