イタリア・バーリから地中海（アドリア海）を渡り、半日以上かけてギリシャ・パトラへ。
国を跨いだフェリー移動はワクワクで、そんな時間はあっという間だった。
フェリーはなかなか豪華でデッキにプールがあったり、船内にはカジノやカフェもあった。
言語はイタリア語から日本語と同じくらい難しいと言われるギリシャ語へ。
もはや文字はなんて読むのか解読不可能...
でもきっと日本に来る外国人も同じ気持ちなんだろう。
いやもっと難しいかもしれない。
漢字にカタカナ、ひらがなが混在するんだから。
ギリシャは僕が最も行ってみたかった国と言っても過言ではない。
なぜ行きたかったのか？
サントリーニ島を代表とする青い海に白い建物の美しい景色を観たかっただけじゃなく、
どこか神秘的なチカラに引き寄せられたような気がするんだ...
ちなみにギリシャの国旗は美しいエーゲ海と空の色を表しているらしい。
ますます魅力的な国だ。
僕らはパトラから首都アテネへ向かった。
パルテノン神殿を始めとした数々の古代遺跡、リアル聖闘士星矢の世界がそこにはあった。
古代ギリシャ文明のシンボルとなったアクロポリスと呼ばれるこの丘が世界遺産だ。
神々しいの一言だった。
日本は無宗教とか言われるけど、ギリシャ神話のように神様を信じて生きるのも悪くないなと思った。
アテネの街では有名なギリシャ絨毯はもちろん、独特な文様を使ったものがよく見かけられた。
どこかナウシカとかゼルダの世界に近いような...
僕が特に気になったのはマティ（イーブルアイ）と呼ばれる青い目玉のようなもの。
なんでも様々な災い、妬み等の邪悪な視線から身を守ってくれるという魔よけの「お守り」なんだとか。
この旅の記念に...と買ったマティは今でも車に飾ってある。
日本ではまず見かけることはない。
僕の一生の宝物だ。
残念ながら今回はエーゲ海に浮かぶサントリーニ島までは行けなかったけど、
いつかまた来れるといいな。
そのときは大事な人と一緒に...
さて、旅はいよいよ最後の国・トルコを目指す！
see you Greece.
Θα τα πούμε