カプリ島からナポリへ戻り、続いては電車に乗り世界遺産ポンペイ遺跡へ。
ここはその昔、ヴェスヴィオ山の噴火により一夜にして火山灰に埋もれ、消えてしまった古代都市。
なんとその街を歩くことができ、古代ローマへタイムスリップした気分を味わえる。
ここは神秘的で思いのほか面白かった。
2000年以上前とは思えない文明に驚きつつも、
やはり現在も同様に自然の力には敵わないんだなと思い知らされる。
人間の力なんてそんなもんだ。自然と共存しなきゃね。
そして、アマルフィ海岸から近いソレントまで行く。
ここからは本当に美しいナポリ湾が望めた。
「ナポリを見て死ね」とはこの美しい景色のことを言っているんだろう。
そう確信出来た。
こうして僕らは続いての目的地であるギリシャへ向かうため、
西のナポリから東のバーリという町へバスで移動することに。
広大な田舎の風景を眺めながら南イタリアを横断した。
バーリに着いたのは夜。
ただの港町だと思い、ノーマークだったこの街は予想外にお洒落で良かった。
ライトアップされたマーケットやレストランを歩き、ホテルへ。
翌日、バーリから近い世界遺産のあるアルベロベッロへと電車で向かう。 なんていう行動力だ...
当時を思い出しながら自分で書いていてビックリする。
でもイタリアは本当に見逃せない世界遺産だらけなんだ。
この街で有名なのがこの「トゥルッリ」と呼ばれるとんがり屋根の家だ。 真っ白で可愛い家が建ち並び、まるでおとぎ話の世界に入った気分になる。
この「アルベロベッロのトゥルッリ」が世界遺産。
16世紀からあり、今も住居やお店として使われている。
屋根にはそれぞれ違うマークが入っていて、これもまた可愛い。
バーリへ戻り、いよいよフェリーで地中海を渡りギリシャへ。
バイバイ!イタリア!
Comments