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海外で過ごすクリスマス

  • 執筆者の写真: Koji Ishida
    Koji Ishida
  • 2019年9月16日
  • 読了時間: 2分


気づけば街はすっかりクリスマスモード。 そして僕にとっては人生初の海外で過ごす、二度とないかもしれないクリスマス。 やはり石造りの建物にはクリスマスの装飾がとてもよく合う。 そんなクリスマスも日本と大きく違うのは、 12月25日はお店も交通機関もあらゆるものが休みになるということだ。

そう、こっちのクリスマスは日本で言う正月(元旦)みたいなもので、 みんな家族と一緒に過ごす日。

だから僕みたいに留学生や単身者など、まだ家族がいない人は、 友達とホームパーティーをしたりする。 (じゃないと一人寂しく過ごすことになる) 当日はお店もやっていなく、何も買えないからみんな前日から準備する。 これがいわゆるクリスマスイヴ。 感覚的には大晦日に近いのかもしれない。 この時期によく見かけるのがクリスマスカード。 これはまさに日本で言う年賀状みたいなものなんだろう。 可愛いデザインがたくさん並ぶ。

じゃー、逆に正月はどんな感じなのかというと、 ロンドンに正月なんかない。年が明けるとすぐ稼働。 これにはゆっくりとした日本の正月がちょっと恋しくなった。 クリスマスと言えばキリスト教。 当時僕はたまたま意味もなく、ただデザインが好きで十字架のネックレスをしていたら、 (日本人ならよくあると思う) 「Are you Christian?(あなたはキリスト教なの?)」と突っ込まれたことがあり、 「No, just fashion.(いいえ、ただのファッションです)」と答えた。 確かにキリスト教の人からすればよく分からないのかもしれない。 そうなってくるとキリスト教でもない日本のクリスマスって一体なんなんだろう... 商業的な意図が強く、本質的な意味はないように見えてしまう。 ロンドンにはキリスト教以外にも色々な宗教を信じている人がいる。 日本は無宗教だと言われるが、僕は個人的に仏教にすごく興味がある。 (母がお寺の娘だからなのかもしれない) なんというか、人生の道しるべみたいなものがあって生きる方が楽な気がする。 宗教を信じるっていう日本では日常であまり感じられない感覚も、 海外のクリスマスを味わって改めて気づかされた。 We wish a Merry Christmas and Happy New Year. #海外で過ごすクリスマス

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