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執筆者の写真Koji Ishida

海外で出会う日本人

更新日:2019年9月11日


日本のパスポートは世界最強だと言われる。 ビザなしで受け入れてくれる国が世界一多いからだ。 でも、日本に来る外国人に対してはかなり厳しい。 これには昔鎖国していた名残が少なからずあるような気がする。

僕みたいに語学学校に通う人は日本人が圧倒的に多い。 クラスの半分は日本人だった。 日本人同士で不慣れな英語で話すもどかしさといったらない。 日本は中学〜高校とだいたいの人が6年間も英語を教えられるのに、 話せないのはなぜだろうか? それは日常で英語を使う環境にいないからだ。 話せない割に文法は分かる。 いや、正直文法なんてどうでもいい。 片言でもいいから話すことが大事なんだ。 スペイン人も同じくあまり英語が話せないという。 それには歴史的背景があって、昔はスペインが支配していた国が多く、 実はスペイン語は英語と同じくらい世界ではメジャーだったりするからだ。 (スペイン語・イタリア語・ポルトガル語は似ている)

先生はキュートなブラジル人だった。 (ブラジルはポルトガル語) ノリが良くて楽しい授業だった。 彼女に言われて笑ったのは「日本人は毎日寿司を食べてるんでしょ」と。 そんなわけないでしょ!と言うと本気でビックリしていたのは忘れられない。 でも、日本には未だに侍とか忍者がいると思っている外国人が多いみたいだから、 外から見た日本はそんな不思議な国なのかもしれない。 海外で出会った日本人はとても面白い人ばかりだ。 そりゃ言葉も通じない遠く離れた場所に行こうと思うんだから、普通ではない。

行動力があって恐いもの知らずで面白いに決まっている。 その中で特に印象的だったのは関西人だった。 関西人は本当に面白い。

外国人も全く恐れず「なんでやねん」と平気で突っ込む。 パワーがあってエネルギッシュで、人情味溢れる感じが好きだった。 東京も行動力のある田舎者が集まる刺激的な街だったけど、 ロンドンはそれ以上に濃い日本人が多かった。

日本人で特に多かったのは美容師だった。 ロンドンでは美容師になるのに特に資格が必要ではないらしく、

日本の美容師は技術的にもかなり高く評価されていた。 営業時間も短く、アフター5を好きに使える感じだったから、 厳しい日本の美容業界からしてみれば信じられないかもしれない。 僕も向こうにいたときは髪の毛を色々いじってもらっていたのが懐かしい。 今では有名なスタイリストになった人も多い。 またいつの日か、ロンドンで再会出来ることを夢見て。 C U! #海外で出会う日本人

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