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  • 執筆者の写真Koji Ishida

ロンドン散策





ロンドンと言えば世界最古の地下鉄(UNDERGROUND / TUBE) そして二階建ての赤いバス、タクシーも有名だ。 こっちに来て真っ先に作ったのが「Oyster Card(オイスターカード)」 (※牡蠣とは関係ありません) 地下鉄とバスの両方で使える日本で言う「Suica(スイカ)」みたいなもので、 とても便利だった。


地下鉄ではみんな、駅構内で配布されている新聞(フリーペーパー)を呼んでいるのが印象的だった。 僕もそんなロンドナーに近づくために、片手でリンゴをまるごと1コ食べながら、 読めない新聞を読んで、毎朝学校に通った。 電車は日本みたいに時間通りになんてまず来ないし、


たまに営業をボイコットする地下鉄もあってそれにはビックリした。 でもなんかその感じも人間らしくて僕は好きだった。 バスは特に便利でよく使った。 24時間やっているナイトバスがあるからだ。 どんなに夜中まで遊んでいても絶対にバスで帰れるっていう素晴らしさ。 だから逆にタクシーを使うことはほとんどなかった。


昼は学校近くのベーグル屋さんに2£のクリームチーズとバターのベーグル&コーヒーを買いに行くのが日課だった。

学校が終わると僕の一人ロンドン散策が始まる。


テートモダン、セントポール大聖堂、 ロンドン塔、

タワーブリッジ、ロンドンアイ、ビックベン、バッキンガム宮殿などなど... 王道の観光名所は一通り行った。(一回行けば十分かな)

僕が日常的によく行ったのは美術館と教会。 嬉しいことにロンドンの美術館は無料だった。 教会では定期的にクラシックのコンサート(これも無料)をやっていた。 音が響いてとても心地良い時間だった。




ロンドンではあちこちで音楽の生演奏を聴ける機会があった。

ビックリしたのは道端、地下鉄の構内などで演奏してるのは勝手にやってるんじゃなく、 ちゃんと許可をとってるということだ。 だからそれなりにクオリティも高く、聴きごたえがあった。







そんな感じで仕事までフラフラしていることもあれば、 一回家に帰って昼寝してることもある。 目紛しく動いていた東京時代とは一転して、時間にゆとりのある日々を過ごしていた。

今もやはり日常にアートや音楽のある生活は心が豊かでいいなぁと思うし、 それが当たり前な環境にいれば、当たり前に感化されてセンスも磨かれる。 そう、大事なのは身の周りの環境作りなんだ。 だから僕は、自分の店でそれを表現しているのかもしれない。

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