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執筆者の写真Koji Ishida

Amsterdam


クリスマスが終われば年末年始。 ロンドンと日本の時差は9時間くらいで、日本の方が先に新年を迎える。 だから日本で「明けましておめでとう!」ってなってるときも、 こっちはまだ明けていない。 カウントダウンはテムズ川で花火が上がるとの情報を聞いて観に行った。 想像以上の人の出方にビックリした。 冬に上がる花火は新鮮だったけど、どこか雑で日本の方がクオリティは遥かに高い。

大晦日にみんな浮かれてる感じは世界共通なんだけど、 正月っていう概念がないもんだから、年が明けた元旦からみんな仕事... そんなにはしゃいでよく次の日から普通に働けるなぁと。 やはり正月は雅楽の鳴る三が日、ゆっくりとした独特の雰囲気を持つ日本の方が僕は好きだ。

年が明けてすぐに僕は、オランダの首都アムステルダムへ行った。 ロンドンからアムステルダムは飛行機で約1時間とかなり近い。 「easy Jet」という今は日本でも当たり前になったLCCを使う。 これが安くて本当に便利。 前もって安い時期を狙えば、バスみたいな感覚でヨーロッパを気軽に飛ぶことができる。 そしてデザインも可愛い。 当時は日本にそんな格安航空はなくて、 日本にもあったらいいのになぁとか思ったりしていた。

アムステルダムといえば何かと自由なイメージだけど、 街は運河が流れ、風車が回るお洒落で可愛い街だった。

どっかで観たことあるな?と思ったアムステルダム中央駅は、 どうやら東京駅のモデルになったとされる駅らしく、本当にそっくりだった。 東京タワーも然り、日本は色々と西洋の文化を取り入れてるんだなぁと思った。

でも、そんな美しいヨーロッパの町並みを当たり前に眺めながら毎日生活していると、 逆に日本らしい場所に興味が湧いてきて、 この頃から僕は日本に戻ったら京都とか歴史が残る場所に住んでみたいなぁ... そう思うようになってきたんだ。 「他国を知って自国を知る」 海外に出たことで、日本のことをもっと知りたくなった自分がそこにはいた。 外から見なければ分からないことはたくさんある。 だからまずは今自分が置かれている環境から出てみよう。 きっと視野が広がるはず... 少なくとも今よりは。 この一歩がとても勇気のいることで、でもすごく大事なことなんだと僕は思う。

Come on, let's fly! #Amsterdam

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