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  • 執筆者の写真Koji Ishida

家なき子

久しぶりの東京。


だけど家がない…

というわけで友達の家を転々とする毎日。


ロンドン、大阪、東京とそんなホームレス生活は気づけば約1ヶ月続いた。


幸い、昔からどこでも寝れるタイプだったのが救いだった。


でも本当に色んな人に助けられた1ヶ月だった。


自分も困っている人がいたら絶対助けてあげようと心に誓った。


やっぱり持つべきものは友達。


みんな温かいね。感謝。


ひとまず東京時代にお世話になった人たちに顔を出して、一旦地元札幌へ帰ることに。



久しぶりの札幌・時計台。


周りがビルに囲まれている為、相変わらずのがっかりスポット…


こんな感じで周りの景観を考えず、ドンドン新しい建物を造っちゃうのが日本の悪いところだろう。


母校(北海道ドレスメーカー学院)に遊びに行った。

たまたまファッションショーの練習をしていたので見学させてもらった。


懐かしい。

やっぱりここが僕の原点だ。

院長に是非生徒に話を聞かせてほしいと言われ、急遽札幌滞在中に講義をすることになった。


そういや、外面の良い相方はよく呼ばれてたっけ…


まぁ人前で話すのは苦手なんだけどね、僕みたいなもんで良ければ。


そんなわけで、これまでの経緯(ドレメ時代から東京、そしてロンドン」についてざっくばらんに話した。


僕が経験した上でファッションの世界で夢見る学生たちに一番伝えたかったのは


「札幌に留まらず一度は北海道から出ること。

じゃないと仕事もない。それが現実。


この学生生活、勉強するのは当たり前だしみんな一緒。

大事なのはそれ以外の時間をどう過ごすか。

勉強以上に友達との時間を大切に。


特にファッション業界は狭いし人脈が全て。


社会に出てから今の友達と仕事で繋がることも多いから。」


あまり自慢っぽいことや偉そうなことは言いたくないけど、


確かそんなようなことは伝えたはず…


頑張れ!未来のファッションデザイナー。



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