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執筆者の写真Koji Ishida

新生活


ロンドンには「JAPAN CENTRE(ジャパンセンター)」という (センターは米語でCENTERだけど、英語ではCENTRE。そんな若干の違いもあったり...)

ここだけ日本?と思わせるなんとも便利な場所があって、そこでは日本食はもちろん、 掲示板もあり、家から仕事の求人まで様々な情報を手に入れることが出来た。

当時はロンドンの中心地(東京でいう渋谷的ポジション)のピカデリーサーカスにあったが、 現在は新店舗に移転リニューアルオープンしているとか。 ただ、情報を手に入れても英語が分からないと電話も出来ない。 (身振り手振りが出来ない電話が一番難しい) たまたま僕にはロンドン在住の専門学校時代の後輩がいたので、久々に再会して、 代わりに電話してもらったり、通ってる学校まで紹介してもらった。 そんな彼女のおかげで家と学校、そして仕事も決まりついに友人宅から出ることになった。 東京の家を出てから約一ヶ月、自分の家がない生活をしてたから久しぶりの自分の家は嬉しかった。

ロンドンではフラットシェアという1つの家やアパートを数人で借りて共同で生活する滞在方法が主流だった。 最低限生活に必要なものは用意されているから、スーツケース1つだけで気軽に引っ越し出来ちゃうっていうなんとも素晴らしいシステムだ。 移民や出稼ぎも多い経済大国だからなのかもしれない。

僕が最初に選んだ街は日本人も多く住み、治安が良いという噂の「MANOR HOUSE」だった。 ロンドンの街はゾーンで区分けされていて、ゾーン1が一番中心部になっている。 (ちなみにロンドンでは中心部のことをセンターと呼ぶ。ニューヨークではダウンタウン。) 「MANOR HOUSE」はロンドン北側のゾーン2にあった。

学校は(東京でいう原宿的ポジション)のオックスフォードサーカスにある語学学校に決めた。

仕事は日系レストランのバーテンに応募したら有り難いことに即採用になった。 東京でのバーテン経験がここで生きてきた。手に職とはこのことだ。 でも、全く知らない土地で生きて行かなければならない環境に置かれて初めて、 僕が生きて行く為に選ぶ仕事は服飾ではなく、飲食なんだということに気づかされた。 結局コレが後に飲食店を始める大きなきっかけになったんだ。 こうしてロンドンでの新生活が始まった。 朝起きて、午前中学校に行って、夕方までフラフラして夜仕事。 そんな毎日のスタートだ。

Thanks Dear my friends Jamie & Shiori. Enjoy new life in London!

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