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執筆者の写真Koji Ishida

ファッションとは

高校を卒業後、進学校とはいえなんとなくで大学に進む気にならなかった僕は


専門学校へと進んだ。


「好きなことを仕事にしたい」


バイクの整備士・美容師・ファッション、この三つの専門職で悩んだ結果、 一番夢を求めるファッションの道を選んだ。 正直、自分の子供にはあまり勧めたくないかなり厳しい道だ。 華やかに見える世界ほど現実は甘くないから。


ファッションの学校と言っても札幌には数校しかない。 全て見学に行ってみて、一番良かった北海道ドレスメーカー学院(ドレメ)に決めた。 なにより院長の人柄と歴史のある古い校舎に心惹かれた。 (今は校舎も新しい場所に移り、院長も世代交代している) ドレメで学んだことは多い。 技術的な部分はもちろん、先生も生徒もみんな仲が良くて学校に行くのが楽しかった。 ファッションの学校は9割が女子だから、男同士の仲間意識は特に強かったように思う。 はじめはバイクで通学していたのは僕ひとりだけだったのに、 気づけばクラスの男子全員がバイクに乗っていた。 今でも普通に連絡とったりする。 一緒に夢をみた、きっと生涯の仲間なんだろう。

Hokkaido Dressmaker Collage (old school building)

ファッションのことを突き詰めていくうちに僕はある結論に達した。


それは服だけじゃダメなんだいうこと。


例えばお金貯めて、高価なハイブランドを身につけたり、


服はこだわってるのに、家は普通とか。音楽も興味ないとか。


これはちょっと違うなと気づいた。


服を含めたライフスタイル全てが同じレベルじゃないと見合わないし、逆に格好悪い。

それから僕は自分の取り巻くライフスタイル、全ての感性を磨こうと意識した。


Dressing is a way of Life -Ive Saint Laurent-


そう、ファッションとはその人の生き方そのものなんだと。 Fashion is a way of life. -Koji Ishida- 



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